山谷堀は東京都の下水道局ポンプ場の辺りから隅田川へと注ぐ約700mの長さにおよぶもので、音無川を源として飛鳥山の北側、王子権現の下を経て堀へと通じていました。
正確な築年数は不明ですが、江戸時代には、新吉原遊郭への水上路として、隅田川から遊郭入口の大門近くまで猪牙舟が遊客を乗せて行き来し、吉原通いを「山谷通い」とも言った様です。
今は埋め立てられたり、暗渠となったりして隅田川へと注ぐ辺りは公園として整備されています。




2016.4.9
東京都台東区
- 関連記事
-
スポンサーサイト
テーマ : 季節の風景
ジャンル : 写真