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熊野神社(京都市左京区)

創建は、平安時代初期、嵯峨天皇の弘仁二年(811)修験道の始祖・役小角(えんのおづぬ)の十世という僧日圓が、平安京の国家護持のために、紀州熊野から熊野大神を勧請したのに始まると伝えられています。
寛治四年(1090)に白河上皇の勅願により、この地に聖護院を創建した増誉僧正は、嘉承年間(1106~1108)に、この熊野社を聖護院の鎮守社として別当職を置いて管理させました。
さらに、平安時代末期の後白河法皇は、熊野詣を三十四回も行ったと伝えられるほど熊野信仰に熱心で、京都に熊野神を勧請し熊野若王子神社や新熊野神社を創建しましたが、この熊野神社も法皇の篤い信仰を受け、熊野若王子神社や新熊野神社と共に「京都の熊野三山」として社殿が新たに修造され、当時は金彩を鏤めた豪華な社殿がそびえていたということです。
応仁の乱で社殿は焼失して荒廃、社地も徐々に侵食されて私有地化し、その大部分は畑地に変わってしまったようです。
その後、江戸期の寛文六年(1666)、聖護院の宮道寛法親王(後水尾天皇皇子)により再興されますが、かつての盛時に比べるとかなり規模が縮小することとなりました。その後、天保六年(1835)に大修造が行われましたが、この際、賀茂御祖神社(下鴨神社)の式年遷宮の年(二十一年毎に社殿を造営)に当たることから、旧社殿が熊野神社に下げ渡されました。これが現在の熊野神社の代表的な流れ造桧皮葺の本殿になり、礎石は全て白川石材を重積しているということです。

境内には「八ツ橋発祥の地」という石碑と「京に八ツ橋あり」と八ツ橋を全国的に広めた西尾為治の銅像があります。

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2016.8.5
京都府京都市左京区


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テーマ : 史跡・神社・仏閣
ジャンル : 写真

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